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ナローポルシェや、M-HOUSEをとりまく色々な事柄を綴った不定期更新のエッセイです
第105話 くちプロボクシング9時間15R 世界タイトル戦?(ハイライト場面のみ録画放送)
『M』コレクターN氏とのお店大迷惑なロングランバトル at ロイヤルホスト

この前はちょっと硬かったのですが今回は笑えるかもしれません。こういうタイトル皆さん好きでしょう。
さて、ちょっとしたことからBMWのMモデルを集めるように何台か乗っておられるN氏と知り合うことが出来ました。互いの用件は済んだのですが、その後お会いして話をしましょうということになり、ある日曜日に二人の中間点近くのロイヤルホストで待ち合わせしました。
私はE34の3.8LのM5 93年、NさんはE28のM5 87年でやってきました。2台並べて駐車しているとなかなか絵になる感じで、私たちの隣りに止めようとした他の車が途中で思い直して違うところに駐車するといった空気がありました。2台は相前後して2時半頃に到着しました。飲み物とちょっとした食べ物を頼んで、試合が開始されました。

Round1 M88とS38の違い

知識量その他すべてに渡って私の劣勢。
郡司さんの採点(わかっている方のみです)5:3でN氏

Round3 オリジナルタイヤとホイールサイズに関して

知識量、経験その他すべてに渡って私の優勢。このラウンドでいえばN氏ダウン寸前。
郡司さんの採点5:2でS

Round7 ビルシュタインとボーゲの優劣

サスペンション型式の話からはじまり、すべてに私が圧倒。
郡司さんの採点5:3でS

Round9 真のBMWは何かという重いテーマ

N氏、BMの神髄はSOHCのビッグ6にありとの持論を展開し、ベストMはE12のM535i説を披露。私、その辺りのN氏に共鳴するも確たる根拠を持ち合わせず防戦。
郡司さんの採点5:4でN氏

Round11 E34のM5は重いか?

重いとも言えるし、重さの割に軽快であるとも言える。互いに3.6と3.8説を唱え、決着がつかず。
郡司さんの採点5:5で引き分け

Round15 互いのE24のM6自慢(ファイナルラウンド)

互いのM6どちらも並行ながら、ということはタコ足。公平に見て、若干N氏に歩がありそのまま試合は判定に。
最終ラウンド郡司さんの採点5:4でN氏

こうして、2時半からはじまり11時半まで続いたロングランバトルも、お店大迷惑の中終了した。
試合結果は亀田の世界戦のようにもたつく事無くすぐ発表。何と同点、驚きの結果はCMの前だった。即日再戦が決定(日程未定)された。

注)
郡司信夫氏は、言わずと知れたボクシング評論家の草分け。テレビの世界戦には欠かせぬゲストで、ラウンド終了時毎にアナウンサーが言う郡司さんの採点は○:○でチャンピオンまたは挑戦者というのを今でも覚えている方は多い。当時は10点採点ではなく。5点採点であった。
彼の著作にはボクシングに並々ならぬ愛情が感じられるとの評価もきかれる。


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