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第11話 いいクルマに乗れる人、いいクルマに乗れない人
いいクルマに乗れる人、いいクルマに乗れない人もっと正確にいうと、いいクルマに乗っている人とそうではない人いうべきでしょうか。この二つのタイプをよーく観察してみるとそれが運不運ではないことがわかります。ここでいうクルマは新車ではなくて、旧いクルマですよ念のため。
自分自身のことはなかなか客観的に見ることが出来ないと思います。そこで、旧いクルマに乗っている身近なお友達やお知り合いを思い浮かべてください。一台所有の方はその方がそれ以前に所有していたクルマも思い浮かべてみてください。複数所有している方はそれら所有車みんなを思い浮かべてください。
ある共通点があることに気がつきませんか。いいクルマを持っている人は現在所有しているクルマも以前に所有していたクルマも共にいいクルマだった。所有しているクルマがあまりよくない人は複数所有していても、そのすべてがあまりよくないクルマたちではありませんか。もし、そのうちの一台だけがいいクルマだったら、最近大修理をした、またはいわゆる?レストアをした、ないしはそういったクルマを購入したということはありませんか。
いやー、それに当てはまらないよ、そんなことないよという場合、いいクルマを所有している方にたずねてください。そのいいクルマを買うとき、以前と違ったクルマの探し方をしたか、購入にあたって何か変えたことがあったか、それら以外にも何か思い切って実行したことがありましたかと。
さて、何が申し上げたいのか、気がつかれた方も多いと思いますがいいクルマに巡り合って乗れるかどうかは、意識するかしないかにかかわらず本人しだいだということです。
極論してしまえば、乗れる人は最初から乗れる、乗れない人は何台乗りついでも同じようなクルマになってしまうということです。それでは、実も蓋もないしどうしようもじゃないかとお叱りを受けると思いますが、はっきり申し上げればそういうことです。でも方法はあります。
それはお金が絡むことなので、なかなか難しいと思いますが、クルマの購入先、探し方を変えてみる、維持に関する考え方を今までと大きく変更してみるなど、クルマに関するアプローチを自ら大胆に変えてみるのです。
それらが実行できれば、必ずいいクルマに巡り合え、幸せなクルマライフを送れると思います。ただ、これが出来れば苦労はないとも言えます。
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