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第112話 最新のパッと見イタリアクルマ事情
イタリアに行ってきましたー2
引き続きイタリアの話ですが、今週はポルシェの話です。
8日間のイタリア旅行中、何台のポルシェを見たと思いますか?。寝ていて見過ごしたものもあると思いますが、ざっと総計で約30台です。これはほんと少ないです。日本に帰ってきて、成田から家までの間にも20台くらいは見ていますから。
そしてその内訳は、一番多いのがカイエン(旧型)、次がボクスター、その次が996、997(3台内2台はカブリオレ)、ケイマン2台、993以下は1台(1997年カレラS)でした。964はおろか、それ以前は何も見ませんでした。車窓から遠くジャンクヤードに924がタイヤもなく置かれていたのを見たのみです。
もともとヨーロッパではポルシェは一般の人が乗るクルマではないので、数が少ないのはあたり前としてももう少し多いかと思っていました。先週お話しましたが、実に新しいクルマが多かった(つまり景気が良い)のでポルシェの数も期待していましたが、やはりポルシェ、フェラーリは別格(乗り手の身分に関係する)であると再認識しました。
目にしたすべてのポルシェがノーマル、スタンダードでした。何もいじられていませんでした。
日本やアメリカのようにポルシェが大衆化していることの是非は別としても、見たポルシェの数、分布がポルシェAGのパーツ供給体制の根拠のように思えました。
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