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第124話 週末にニ本映画を見ました
久しぶりにダブルヘッダーをしてみました
見たかった映画のひとつが終わりそうだったのと時間があったのとで続けてニ本映画を見ました。終わりそうだったのは田村正和、伊東美咲主演の「ラストラブ」、もう一本は小栗旬、ユースケ・サンタマリア、香川照幸、塚地武雅、小出恵介主演の「キサラギ」です。
どちらも見てよかったなというものでした。「ラストラブ」は親子程も年の違う男女のラブストーリーで、カメラアングルが凝っているというか私好みの映像で素直に良かったです。「キサラギ」は推理舞台劇を見ているようで、設定が面白く、話の中心の如月ミキというアイドルが出てこない(あるところまで)のが実に良かったです。
ストーリーは詳しくここで述べませんが、ただどちらも最後、ラストシーンがいただけない気がします。「ラストラブ」ははじめからずっと好感の持てたカメラアングルが最後の最後になって、あたかもテープがそこで終わってしまったかのようにプツンと切れたように突然終了、エンドロールになってしまうのは明らかに違和感があります。田村正和をずっと引きで撮っていく終り方なのに、余韻も何もなく台なしでした。USスタッフの問題かとも思いますが。
「キサラギ」は最後の最後に如月ミキが出てきます。正直いらないと思います。仮にこのラストがありだとしても、翌年のミーティングのシーンは全く不要だと思いました。
それら以外は何の問題もないので、機会があったら是非見て下さい。見て損のない映画です。
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