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第159話 ポルシェな人々 その57
ある土曜の午後 つづき
今週の登場人物
皆さん良くご存知のN氏(ただ最近事情があってお持ちのポルシェを手放された)、最近M-HOUSEのお客さまになられたM氏(ポルシェ以外にも古いクルマをお持ちで本格派クルマ好きになるべく目下爆走中)、S代表の3人です。
N氏「ボクも設備資金ではなくて運転資金を借りればよかったんだ」
S代表「そうです!」
N氏「Sさん違うでしょ」
S代表「似たようなものですよ」
N氏「やっぱ、そうかな」
M氏「言っておきますが、ちゃんとしないとダメですよ。ボクは例外ですから」
N氏「ところでSさん。Sさんは知っていることを100%ボクらに話してます?」
S代表「クルマのことですか?」
N氏「そう」
S代表「残念ですが、もちろん話していませんよ。どうしてそんなこと聞くんですか」
N氏「いや、前々から聞いてみたかったんだ」
M氏「ボクも興味あります」
S代表「いろいろな理由で全部はお話していません」
N氏「例えば、飯の種だから」
S代表「それもありますが、それより話してもたぶん言っていることがわからないだろうなと思うことが多いからですね」
M氏「でも、結構細かく話してくれますよね」
N氏「ボクもそう感じるけどね」
S代表「たぶん、お二人は直接いつもお会いしているから細かいところまでボクは話しているのでしょう」
N氏「やはり普通メールとか電話ではあまり話さないの?」
S代表「まあ、メール電話は長くなるからなのと、お尋ねの方の理解度があまり無い場合は特にですね。このことに関していい例があります。今月26日発売のカーマガジンに写真の説明を書きましたが、これなんかも全部言えてませんね。字数の制限がありますから」
N氏「この間のRSみたいに?」
S代表「そうです」
M氏「それは楽しみですが、どこが書き足らないのですか?」
S代表「写真からわかることとして、アレも言いたいコレも書きたいと思っても字数に限りがありますから」
N氏「例をあげると何?」
S代表「まあ全部です」
N氏「じゃあ、カーマガジン買って持ってくるから、書き足らないところ教えてよ」
M氏「ボクもお願いします」
S代表「良いですよ、ハイ」
電話がかかってきてS代表席をはずして地下倉庫へ。
N氏「Mさん、ちょっとおクルマみせてくれます?」
M氏「いいですよ」
そういってお二人は裏へ回られました。
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