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ナローポルシェや、M-HOUSEをとりまく色々な事柄を綴った不定期更新のエッセイです
第173話 待ち時間にちらっと見る女性ファッション誌
前話(172話)のクイズにご応募ありがとうございました。

銀行で待ち時間に、雑誌をパラパラと見ていたらその中のマリ・クレール4月号の記事にちょっと目がとまりました。一瞥しただけなので全文を正確に引用できませんが、こんなことが書いてありました。
マリ・クレール誌が主催する、マリ・クレールボーテ大賞の授賞式がパリの某所で行われたとき、仏版マリ・クレール誌編集長がした挨拶の内容です。さわりだけですが、「不況とは、言い換えれば、人々が本質的なものを吟味して求める時代である。・・・・・。」という記事です。同じことを、ポルシェの最高経営責任者であるヴァンデリン・ヴィーデキング氏も言っていました。GMをはじめ主要な自動車メーカーが5割に届くような減産をしている中、ポルシェの減産率が25%に留まっているのは、本質を見極め本物を提供し続けているからだということです。
M−HOUSEもスタート以来、自らの信じるところ、40年近くも経過したクルマを工場生産時出荷時の状態にするという、無謀ともいえることを一貫して求め実行しています。
そのために、前話(172話)にあるように、種々の理由があって在庫に変化がないのです。
吟味された本物、、ナローを工場生産時出荷時の状態にすることは、如何に時間がかかろうと、高価になろうとも、今後も何の変わりもありません。また、これからは今まで以上になるべく多くの方にM−HOUSEのナロー(もう販売してしまっているものを含めて)を見ていただく機会を提供していきます。





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