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ナローポルシェや、M-HOUSEをとりまく色々な事柄を綴った不定期更新のエッセイです
第178話 ポルシェのパーツ、またまた
 先週のESSAYにお問い合わせありがとうございました。そんな部品あるんですかというご質問もあり、ちょっと反省しました。このくらいのパーツはM-HOUSEにあることを皆さん先刻ご承知で、必要がないのでお問い合わせがないのだと思っておりました。ちょっと手前味噌で恐縮ですが、うちには一個しかないものを含めたらほとんどだいだいのナロー用パーツはあるのではないでしょうか。これからも、時々営業に精を出して行かなくてはダメなんだと思いました。時々、営業します。というより、写真入りパーツ一覧を作り更新しなくてはですよね。すみません。
 ただ、皆さんドアポケットの金額を聞かれてそのままご返事のない方が結構おられたので、ポルシェのパーツは段ボールを丸めて作ったようなものでも10万円近くするものが多く、外装でも内装でもきれいにしようと思ったら部品だけですぐ4、50万円になってしまう現実に戸惑われているのだと感じました。
 さて、最近ポルシェの純正パーツが復刻?されることが多くなってきたと感じるのは私だけでしょうか。たぶん古いクルマのレストアを数多く手掛けるようになってきたからでしょう。レストアをはじめてみたら、アレもないコレもない、これじゃあどうしようもないといったことで、部品を再生産する。それはある程度まとまった数なのでそれが販売されるといったことだと推測しています。
 大変喜ばしいことですが、以前にも触れた69年から71年のメッキのホ−ングリルが実は全然取付かない(形が昔の純正と違う)といったことや表面処理の違い、厚みの違い等に注意することが大切だといえます。ちなみに72年も同じくメッキのホーングリルですが、パーツ番号は同じですが材質形状が違う別物です。
 そんな訳でうれしくもあり、ですが、値段も含めて悩みもまた増えたということでしょうか。




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