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ナローポルシェや、M-HOUSEをとりまく色々な事柄を綴った不定期更新のエッセイです
第231話 1/2 RSのひとりごとー14
再びMーHOUSE−2

13人目のオーナーは、私とともにMーHOUSEに向かいました。私にとっては4年ぶりのことでした。オーナーは、私をそのまま預けて帰るつもりでした。
 MーHOUSEには二人の先客がいました。ひとりは以前からのお客様、もう一人ははじめてクルマを見に来たお客様のようでした。納車間近のナローを見ながらはじめてらしい人とS代表が話をしていました。もう一人の人はただ話を聞いているだけでした。
 納車間近のナローは実にすばらしい状態でした。まさに非の打ちどころがないといっていい仕上がりでした。そのクルマを指差しながら、S代表が一つ一つ何をしたか、何を残したか、オリジナル度をどう残したか、どう再現したか、当時ものオリジナルの部品で全面的に交換したとか、外部依頼修理の神業のような仕事を事細かく説明していました。まさにそれはめったに聞けない貴重な内容でした。
 はじめてM−HOUSEを訪れた方は、いいクルマだなということは理解できていたようですが、あまりS代表のいっている内容、意味がわかっていないようでした。

すみません今週はここまです。ちょっと外国出張です。










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