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ナローポルシェや、M-HOUSEをとりまく色々な事柄を綴った不定期更新のエッセイです
第236話 またお叱りをいただきました
 第233話で久しぶりにすばらしいナローが一台購入できたことをご報告しましたが、ストックリストに載らないうちにオーナーが決まってしまうかも知れないと申し上げたところ、それではいつもリストを楽しみに確認しているものは、今度リストに新しいクルマが載ったら購入しようと思っていても買えないではないかと。
 正におっしゃる通りですが、お見えになられた方にほしいと言われればしかたありません。申し訳ございませんと申し上げるしかありませんでした。
 少し話は変わりますが、先日ストックリストにある73Tの問い合わせを電話でいただきました。いつまでも価格がASKなのはおかしいじゃないかといわれ、難しかったのですが何とか出来上がり予想金額を申し上げたところ、にわかに不機嫌になられその金額は相場の倍以上もするではないか、売りたくないのなら5000万円とか言ったらどうだ、やらずボッタクリじゃないかと。
 できる限り考えて、なるべく少なく申し上げた金額だったので全く困惑しました。
 実は、私にはその方の気持ちがわかりました。出来上がり予想金額はなるたけ少なく申し上げた金額でしたが、その方にとっては全く購入できる金額とはかけ離れていたので、その事実が怒りに変わって私に向けざるを得なかったのだと。
 ただ、工場出荷時と同じ状態といわれるようなレベルまでクルマを仕上げるには、全く馬鹿げたといっていい金額を必要とします。その金額をM−HOUSEでは新車の911、もしくはターボが買えるくらいと考えております。
 個人的には新車の911やターボを買える金額で、新車としか思えないようなナローが買えるというのは、それは安いんじゃないかと思っています。
 何かクリスマスプレゼントになるような落ちをと思っていたのですが、全く逆で申し訳ありませんでした。
 Merry Christmas!!!!!





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