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第245話 タイヤの話ー2
ピレリ チンチュラートCN36
先週のエッセイに登場したお客さまが乗ってこられた911は、懐かしいタイヤのレプリカ、ピレリチンチュラートCN36を履いていました。
久しぶりにCN36を見ました。ミシュランは、フィルムのコダックほどではないにしても、古いタイヤをサイズは絞っても作り続けます。ピレリは残念ながら一度生産終了したタイヤの再生産はしません。よくP7の新品作ってくれないかなあ、CN36があればRS、オリジナルサイズで困らないのになあといった話を聞きます。
このCN36のレプリカは、そういった声に応えたように思われますが、タイヤにはクラシックカー専用と書かれていました。多分乗ったら、オリジナルのCN36のパフォーマンスはないでしょう。
今となってはナローのサイズは特殊といっていいので、やはりナローはミシュランのXAS(4.5Jまで)かXWXを装着するしかないです。また、金額が高いのでミシュランではなくて、ネット等の安売りショップに出ている無名のタイヤをつけている方がおられますが、そういったタイヤは、当時は第一級、現在でもかなりのパフォーマンスがあるナローには全く不向き、ミスマッチといえます。
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