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ナローポルシェや、M-HOUSEをとりまく色々な事柄を綴った不定期更新のエッセイです
第259話 1973−3 
昭和48年式は国産車のビンテージイヤー?

 この昭和48年に新車で購入できた国産車をざっとあげてみます。トヨタでは、セリカ1600GT、GTV(ダルマ)、LB1600、2000GT(LBは48年途中から)、カリーナ1600GT、TE27レビン、トレノ、マークUGSSなど。
 日産では、フェアレディ―Z432、ZG、スカイラインGTR(48年はケンメリ)、チェリークーペXー1、R(は年の途中か49年式)、サニークーペ1200GXなど。
 三菱から、ギャランGTOMR(48年途中から)。
 いすゞから、ベレットGTーR、117クーペEC。
 マツダから、サバンナGT、ロータリーカペラ、特筆ものは初代コスモスポーツがまだこの年は買えたこと。
 人のよっては、もっとほかにもあるよといわれるかもしれませんが、ざっとあげたものには異論はないと思います。
 あと、ホンダはないのと思われる方もおられると思いますが、この年はまだシビックRSは出ておらず、DDAC空冷は77、99ともなくなり水冷になっていてホンダは何もなしといっていいでしょう。
 もう一つ、スバルレオーネ4WDは入れていいと思います。
 これらのクルマは、現在でもノスタルジックヒーロー誌やオールドタイマー誌で人気の旧車です。この時代をリアルタイムで全く経験のない20代、30代の方からみたら、どれも新車で購入できたなんて、うらやましいのひとことでしょう。
 でもまあ、こういうことは誰にでもあることなので仕方がないです。スポーツタイプだけに限っても(スバルレオーネを除く)、これだけたくさんの魅力的なクルマがあふれていた年はビンテージイヤーといって差し支えないでしょう。





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