ポルシェ＝愛人論は正しいか？

ポルシェというクルマは考えれば考えるほど特異なクルマです。
機械的なリアエンジン、リアドライブ、ボクサーエンジンなどといったことを別にして、いわゆる評判というものを考えてみても、独自なポジションにあると思います。

1. ポルシェに乗っているというと、普通の人ではないと思われる．．．．．お金持ちか？、道楽者か？、スピード狂か？、クルママニアか？などなど
   
2. 自分の商売の関係者にはポルシェを買ったとはなかなかいいにくい．．．．．取引き銀行に乗っていけない？、儲かっていると思われる、儲け過ぎていると思われる？などなど
   
3. ポルシェを所有しているというと他のスポーツカーを持っている人から．．．．．妬まれる？うらやましがられる？見せて欲しい、触らせて欲しいといわれる？などなど
   
4. ポルシェの維持にはお金がかかる．．．．．一般にトヨタが１ならBMベンツは４〜５、ポルシェは１３〜４の修理代がかかるといわれる？
   
5. ポルシェを買いたいと家族にいい出しにくい．．．．．家族に反対されて購入を断念した人が多い？、ポルシェを買う代わりに奥さんに宝石を買った人は多い？家族に買ったことを内緒にしている人も多い？

やはりこうして見ると、「ポルシェ＝愛人」論は正しいように思えます。