先週は更新できず申し訳ありませんでした。今回は「ポルシェ　レストアのキモ−２」の予定のつもりでしたが、これは何回にもなるので次回以降にしました。
　さて、Ｍ−ＨＯＵＳＥのポルシェ関係の本棚は二種類にわかれています。よく見る本、参考になる資料や写真の載っている本を集めてあるところと、買ってはみたものの参考になる情報も資料となる写真もない、まず見ることのない本を集めてあるところの二つです。

　みなさん、ブライアン　ロング氏をご存知ですか？。お会いしたことはありませんが、一度直にお会いしたとずっと以前から思っていました。というのも、尊敬する三栄書房のPinさんからポルシェエキスパートにして、日本通で奥様が日本人の方だとずっと昔に伺っていたからです。その後、氏の英語版のPORSCHE 911を購入しました。カーグラの写真やカタログ写真を使った、今までになかった外国語文献で日本人になじみやすい本です。
　その日本語版が出るというので早速購入しました。結構前のことです。実はガッカリしました。専門家としての詳しい記述も、参考となるオリジナルな写真もなく、英語版を抜粋した、眺める本という感じなのでした。氏の力作、大作である英語版に較べると、あまりに端折った内容だとしかいえません。
　いろいろな事情があるのでしょうが、この本の改訂版もしくは新版が出て、Ｍ−ＨＯＵＳＥのもう一方の本棚に移ることを願っています。