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ナローポルシェや、M-HOUSEをとりまく色々な事柄を綴った不定期更新のエッセイです
第282話 変わった少年ー2
台湾のモーターショー

 暮れに台北に行ってきました。そこで、台北101という台湾一(世界で二番目に)高いビルディングに登りました。そこから、日本のロフトと大型チェーン書店を組み合わせたような誠品書店というところに向かって歩いていくと、台北の貿易見本市会場のようなところでモーターショーが開かれていました。一瞬どうしようかと迷いましたが、ちょっとだけ見てみようかと入場券を買いました。ちなみに金額は、大人NT$250(約655円)でした。
 参加メーカーは、ヨーロッパ、日本、韓国、中国他からでしたが、アメリカのメーカーはなかったように思います(フォードはあったかな?)。部品、用品、商用車はありませんでした。熱気はかなりあって、入場者も沢山いました。若い男の子は、各メーカーのコンパニオンとクルマを熱心に撮影していました。昔の日本のように、コンパニオンも商品で、まあセクシーな服装で13cmはあろうかというハイヒールを履いていました。展示されていたクルマは、ヨーロッパや日本のモーターショーより全体に少なく、例えばBMWのドアがカウンタックのように開く小排気量のディーゼルターボ(映画ミッションインポシッブルに出てくる)のクルマはありませんでした。
 ちょっと何だかわからないですが、レクサスのクルマで気になったのがあったので写真を載せます。


V10、40バルブとありました。
 ポルシェは991(新911)が当然ありましたが、日本、上海よりずっと地味な感じの展示でした。あとポルシェでよく見かける写真が壁にありましたので、ナローが大きく見える角度から撮影してみましたので、これもアップしてみます。

 何か新しい驚き等はありませんでしたが、台湾が経済的に発展、高級車マーケットが確実に育ってきていることは感じられました。
 もうひとつ感じたことは、日本と違って自動車雑誌(出版社)が元気でこれからという熱気が伝わってきたことです。


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