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ナローポルシェや、M-HOUSEをとりまく色々な事柄を綴った不定期更新のエッセイです
第283話 スパイ大作戦
IMFからの指令は?

 いつも乗っているE28のBMW528に異変が発生しました。環八を走行中突然ファンブロアーが全開で回り始め、ファンSWをどう操作してもコントロールがきかなくなりました。ムムッと思いながらしばらく走行していると、ボンネットのヴェンチレーションの空気取り入れ口から白い煙が出てくるのが見えました。何の指令もないのに!。
 まいりました、火災一歩手前でした。実は数日前からファンブロアーの調子がおかしく、SWがLOWの辺りではファンが回らずSWをMAXまで回してから戻しながらいい位置をさぐるという状態が続いていました。
 すぐにハザードを点灯してクルマを左に寄せて、エンジンを切ってボンネット開けました。煙は収まっていました。しばらくしてからファンブロアーのヒューズを外して、再度エンジンをかけてもう煙の出ないことを確認すると同時にBMWジャパンに連絡して、そのまま自走して修理に持っていきました。ちなみにM−HOUSEでは、ポルシェしか修理しません。理由は以前もお話したと思いますが、餅は餅屋です。
 このファンブロアーは、お約束パーツです。5万キロから7万キロでキーキー音が出始めて、その頻度、音が大きくなってきて交換になるというものです。もう一台のE28は三度交換、現在四代目が稼働中です。ただ、煙が出るようなことは今まで一度もありませんでした。それで正直たかをくくっていました。
 ポルシェも全く同じくファンブロアーはお約束交換パーツです。今まではモリブデンを塗布して少し様子を見るということも無きにしもあらずでしたが、今後はよりシビアに見ていこうと思います。
 それにしても、インポッシブルミッションフォース(IMF)の指令の後は匂ったのではないでしょうか。公衆電話だったら、火事だと思われて通報されてしまうのではないかと思いました。





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