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ナローポルシェや、M-HOUSEをとりまく色々な事柄を綴った不定期更新のエッセイです
第30話
ポルシェ捜しの旅(わかる方のみの限定、道中もしくは番外編)

先日ナローを捜しにアメリカにいってきました。このところいい話しがなかなか無くて久しぶりの旅となりました。たまたま、息子もカナダに留学中の同級生を訪ねるのだとかで時期が重なったので帰りはロサンゼルスからいっしょの飛行機で帰ってくることにしました。

フライトも中ばを過ぎて、小腹が空いたのでカップラーメンとカップうどんを頼みました。前方のスクリーンではハワイ就航○○周年の文字と共にきれいなハワイの様子が写し出されていました。私がこの会社の国際線に乗ったのは1970年の夏にハワイにいったのが最初でしたから、それからでももう35年がたったのだなあとひとり感慨に耽っていました。

そんなことを考えているとカップラーメンとカップうどんが「お待たせしました」の声と共に運ばれてきました。カップラーメンを食べながら、飛行機に乗り込んでからずっと感じていた、この感じどこかで感じたことがあるなあと思っていたものが何だかパッと閃きました。そうだ、これってアメリカの航空会社の雰囲気だと。

そこで私はカップラーメンを食べながらつい息子に、今日のフライトは「おばんdeSKYだね」と言ったら、息子がそれは失礼だよ、それを言うのなら「ベテランdeSKY」と言ってあげなくては。

そんなことをいっているうちに快適なフライトも無事成田に到着しました。当日のキャビンクルーの皆さんごめんなさい。

あと、クルマはやはりというべきか空振りでした。念のため。