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ナローポルシェや、M-HOUSEをとりまく色々な事柄を綴った不定期更新のエッセイです
第309話 ブラックリスト
 先日、いろいろな業種の方達とそのお店、会社で困ったお客様の話題になりました。いわゆるブラックリストのお客様です。
 飲食店経営の方は、何度も予約をドタキャンする、お店でいわれ無きクレームをつける等のお客様は、予約の電話があっても満席ですとお断りするといっていました。その数は結構あるとのことでした。
 美容関係の方は、ブラックリストのお客様は絶対予約を受けない。新人などが間違って受けてしまった場合でも決して仕事はしないといっていました。結局トラブルになるからだといっていました。
 またラーメン屋さんは予約はないですが、トラブルのあったお客様や何あった方は覚えている記憶に残るといっていました。お客様は多数の方の中の一人なので覚えてなんかいないと考えているかもしれないけれど、お店は覚えていてそういう方は注意しているといっていました。
 さて、M-HOUSEではどうか、ですが・・・・・・。
 先ほどの方々から、M-HOUSEはお客さんの方からブラックリストになっているんじゃないの?といわれました。すぐに冗談だよ、といわれましたが実はそんな気もします。
 M-HOUSEはお客様と、クルマ、ナローに対する考え方が同じでないと対応できないとは考えています。所詮ナローと言ったって車なんだから、オリジナルにこだわりすぎるのはおかしいとか、当時モノ部品をきちんとつけなければダメ、ナローの良いところを味わえないといっているのが変だと思っておられる方々にとっては、M-HOUSEがブラックリストに入っているのだと思います。
 完調なフルオリジナルなナローに乗っていただく機会があれば、M-HOUSEの言っている事がわかるはずですが、残念ながらそのような体験ができる機会は非常に限られています。つまりM-HOUSEの主張や考え方は理解されないということなのです。
 実際のところM-HOUSEにもご遠慮いただきたい方はいます。しかし世間一般的には奇妙でも、ナローが好きで好きで守っていきたい、M-HOUSEに行って価値観を共有したい、というオリジナルナローポルシェの応援者はご遠慮いただくどころか歓迎です。ただそんな方はごくごく少数なのだと思わざるを得ないのが現状です。



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