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ナローポルシェや、M-HOUSEをとりまく色々な事柄を綴った不定期更新のエッセイです
第318話 最近拝見した2台のナロー
 メールとお電話で問い合わせいただいた方が、続けてお見えになりました。
 お越しになられた目的は若干違うものの、クルマを見てほしいというのは同じでした。お二人ともここ数年の内にナローを買われた方で、M-HOUSEの助言を参考にしたいというものでした。
 この2台が特定できるような情報は申し上げられませんが、クーラーの取り付けを検討したいというのと徐々にダメなところを直していきたいのでアドバイスをいただきたいというものでした。
 2台は程度の差がありましたが、M-HOUSEの眼で見たら厳しいですが、まあ良しとしてもいいのではないかとも思いました。このあたりが、現在販売されているナローの中でかなり程度の良いものになるのかなと感じました。
 これも差がありましたが、両方とも全塗装がされて一応きれいな状態になっていました。お二人とも、どこをどんな順番で手を入れていけば良いのか聞きたいようでした。どちらのクルマも一通り目についたところを申し上げ、どんな点に気をつけなければならないのかお話しました。
 さて、この2台をM-HOUSEで直す完璧にするとしたらどのようにするかが頭をよぎりました。やはり、オーナーの方々が思っておられるような、出来るところから徐々に実施していくのでは難しいと思いました。鈑金を含めた全体を実施しないと、整合性はとれないと感じました。徐々に進めていくと、クルマが良くなっていっても、終盤になって結局ボディーのチリが合わない面一でないなどトータルでしっかり感シャッキリ感が出ないという結果になると思いました。
 いずれにしてもお金が大変かかるわけですから、徐々に進めるより一気に実施した方が安くつくというのが、やはり賢明な選択だと思わざるを得ませんでした。
 それが難しいのはよく理解していますが、3年いや5年、ひたすらお金を貯めてそれに備える、という覚悟は出来ないでしょうか。




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