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ナローポルシェや、M-HOUSEをとりまく色々な事柄を綴った不定期更新のエッセイです
第321話 Shooting brake(シューティングブレーク)
1/67の希少なクルマがやってきます

 書き始める前にwikipediaを丸々ですが引用させていたきます。

『シューティングブレーク(Shooting brake)とは、乗用車のボディ形状の一種で、狩猟用の高級ワゴンのことである。シューティングブレークとは、通常の車両のリア部分を延長ないし拡大し、ステーションワゴンと同形状とすることで、広くなったリアスペースに、猟銃と猟犬、仕留めた獲物を乗せることを目的とした乗用車である。
 その特殊な用途のために販売台数が限られることから、自動車メーカーが独自に開発する例は極めて少なく、コーチビルダーによってカスタムカーとして製作されるのが通常であり、ベースとなるのは2ドアクーペないし4ドアセダンの、中でもGTカーなど高級車に限られる。
 初期のコーチビルダーにはスコットランドのアルビオン・モーターズがある。1950年代以降にベントレー・S2、メルセデス・ベンツ・300SE(W111)、アストンマーチン・DBSなどでシューティングブレークをカスタムビルトしていた。1970年代から1990年代にかけては、狩猟文化があるイギリスだけでなく、アメリカなどでも小規模なコーチビルダーによって、アストンマーチンのDBシリーズやジャガー・XJSをベースにした車両が作られていた。』


参考資料(現車ではありません)
 横着して申し訳ありません。
 この引用の最後、『ジャガー・XJSをベースにした車両が作られていた』クルマはLynx(リンクス)社によって67台制作されたといわれています。現在その殆ど多くは、古いか錆がひどいか既に廃車されました。そのうちの一台、つくられたまま、真空パックされて保存されていたようなクルマが間もなくM-HOUSEに到着します。
 M-HOUSEの古くからのお客さまから、Shooting brake(シューティングブレーク)って知ってると言われたのがはじまりでした。はじめにどうかなと言われて候補となったのが、ジャガー・XJSをベースにしたシューティングブレークでした。その後いくつかの車種が候補になりましたが、最終的にXJSのシューティングブレークをさがすことになりました。そして運良く、コレクターのもとで大切に保管されていたクルマが見つかりました。もうすぐ船に載る予定です。
 オーナーの了解が得られたら、このエッセイで詳細をご報告したいと思っています。
 もしかしたら、どこかの雑誌に取り上げられるかもしれません。



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