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ナローポルシェや、M-HOUSEをとりまく色々な事柄を綴った不定期更新のエッセイです
第338話 あけましておめでとうございます

M-HOUSEの年賀状2014

 Web上ですが今年の年賀状をお送りします。2014年版は第327話に登場いただいたYM氏に撮影をお願いしました。
 M-HOUSEとしては、珍しく82年のSCです。12月のはじめ、早朝から湾岸を中心に、レインボーブリッジや東京ゲートブリッジを背景に撮影をしました。年賀状になったのは、湾岸のものではなくて浜松町駅近くの、ちょっと日本とは思えない感じの一角で撮影したものです。私のチョイスした数種の候補の中からYM氏に選んでもらいました。ちょっとイラスト風に加工してもらいました。年賀状以外にも、いい写真が多数あります。そのうち何点か、大きく伸ばして額装しようかなと思っています。ご尽力お付き合いいただいたYM氏にここで感謝です。
 さて、この82年のSCは1997年頃に初代オーナーから8700Kmの時点で譲ってもらったものです。M-HOUSEのストックリストに載っていたのでご存知の方も多いかと思いますが、ポルシェ博士独立、設計事務所設立50周年記念の200台限定車です。ちなみに911と928、924各200台づつが作られました。専用の内装が特徴です。
 2014年は、M-HOUSE創業15周年です。この15年間にナロー、ナローと、生産時(誕生時)オリジナルを再現すると言い続けてきました。それを実現し続けてきました。それはどういうことなのか、理解されているとはいえないようです。いまだに、いわゆる中古ポルシェ自動車屋さんだと思っている方が多いです。このエッセイを読まれていても、ONE OF USED PORSCHE SHOPSだと思っておられるようです。M-HOUSEの実態をもっと理解してもらえるように、このエッセイも含めて努力しなくてはならない一年だと思っています。
 私も、メカニックのTも段々と年齢を重ねてきました。この辺で、次代のことを考えなくてはと思っています。実は、昨年暮れに棚卸しとまではいきませんでしたが、パーツのチェックをしました。自分で言ってはいけませんが、M-HOUSEにはかなりの量のお宝と言っていい部品があることが判明しました。忘れていたと言ってはいけませんがそういうことです。
 生産時(誕生時)のファクトリーオリジナルを再現するのには、うってつけ、いや必須の数々です。今後、これらをどう活用していくのか、どうやって残らず使い切っていくのか、大量のお宝部品たちに囲まれ、詰め寄られた気がしました。
 2014年が、今年が皆さまにとって良い年となりますよう祈念申し上げるとともに、M-HOUSEにとっても実り多い年となるよう頑張ります。

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