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第341話 お久しぶりです、申し訳ありません
Sさんはどうしたんだ?
色々なところから、エッセイ最近更新されませんがどうしましたかと、ご心配をいただきました。
巷では、Sさんは病気で入院しているらしい、M-HOUSEは休んでいるらしい、果てはSさんは亡くなったらしいという噂まで聞こえてきて、やっと再開することにしました。噂は全くの事実無根で、本当はいつもエッセイを書く時間に毎回忙しかっただけでした。
再開にあたって何を書こうかと思っていました、そんな中で以前からあることを意識していました。私がアラ還、メカニックのTも50歳を超えて、野球で言えば終盤7回に入ったということです。もしも私やTに何かあったとき、M-HOUSEをどうするかということです。私はすべて始まったことは終わりがあり、すべて一代限りが基本原則だと日頃から思ってります。しかし、M-HOUSEがお届けしたナローのメインテナンス、膨大なレアなパーツのストック、蓄積したナローに関する知識と技術ノウハウをこのまま時間の中に埋めてしまって良いのか、このことをずっと考えてきました。
この休んでいる間に、M-HOUSEは私やTが存在しなくなっても存続させようと決めました。そのために次代を担う人材を募集することにしました。21世紀の中盤を支える人材です。いわゆる従業員募集ではありません。私やTの代わりの人であり、クルマ、パーツ、技術の全てを今と同じレベル状態で継承、実現できる人材です。
経験者である必要はありません。私やTの代わりになり得る人材です。年月をかけて育てていきます。9月発売の911DAYSにも広告を出す予定ですが、このエッセイで、募集にあたってのM-HOUSEの基本的な考え方、簡単な要件を申し上げます。
- クルマが大好きである。ポルシェが死ぬほど好きである。
- クルマのこと、ポルシェのことだったらどんな辛いことでも我慢できる。
- いわゆる就職ではない。しばらくは生活ができる給与は支払われないない。
- 試用期間は通常より長い、そのままM-HOUSEの一員になれないことがある。
- 自分が生きてきた、生きる拠り所である過去の経験が否定されることがある。
などが基本的なところです。かなり一般的ではなく、厳しいとも言えます。それでもいいという方は、まずはご応募ください。
詳しくは、面接を通して互いに確認していきたいと考えています。写真添付済みの履歴書を郵送してください。面接は一度ではなく、何回にもなると考えております。その際の交通費は支給できませんでのあらかじめ申し上げておきます。
エッセイ再開が、人材募集というのもどうかと思いましたが、これからの人に期待したいと思います。
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