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第52話 こういう現象を何と呼ぶか?
先日、深夜のニュース番組WBSワールドビジネスサテライト(注)でこんな特集をやっていました。
40代後半から50歳以上の男性で、若い時にやっていたスポーツを再開したり、新たに始める、また若い頃にやりたいと思っていたけれども時間やお金等の問題で出来なかったことを始める人が多くなってきていて、そのためのショップやビジネスが活況を呈しているというものでした。
どんなものがあるかというと、サーフィン、楽器、おもちゃ、高級オーディオなどの例が上がっていました。具体的には、サーフボードショップ、上手くなるためのHOW TOグッズ、大人向けの取り組みをしているヤマハ音楽教室、魚雷ゲームや鉄道模型などのおもちゃメーカー、高級オーディオショップが取材されてその活況ぶりが紹介されていました。
WBSワールドビジネスサテライトの女性キャスターは、男性キャスターに何故こういう動きがあるのか、何と呼んだらいいのでしょうかと尋ねていましたが彼は、現象は良くわかるけれどもといっていましたが、一言で適切に表現することは出来ませんでした。
それを見ていた私は、えっ?、何でわからないの、考えたこと無いの?と思いました。M-HOUSEでは以前から多く見られる事例であり、ある一言で表現しておりましたのでテレビに向かって思わず『仇討ち現象』でしょ、といっていました。若い頃に諸般の事情で買えなかったものを後年購入するという行為は、積年の無念を晴らすことに似ているのでM-HOUSE で『仇討ち』と呼んでいるのです。
番組の中には取り上げられていませんでしたが、そういったものの中でも特に高価なものは骨董とクルマだと思います。クルマの中でもオールドスーパーカー(イタリアンエキゾチックカー)やナローポルシェ(もちろんM-HOUSEレヴェル)はその最右翼といっていいと思います。
よくM-HOUSEのクルマはすごくいいんだけど高いんだよねといわれます。でも、今日のお話で少しは理解していただけたのではないでしょうか。M-HOUSEは、新車でナローポルシェが買えなかった方々にほぼそれに近い状態の(もちろん工場出荷時、つまりフルオリジナルで)クルマをお届けする、つまり仇討ちのお手伝いをしているのです。これからも、多くの方の積年の無念を晴らすお手伝いをしていきます。
注)WBS(ワールドビジネスサテライト)
日本経済新聞系の経済を中心したテレビ東京(関東ローカル)の深夜ニュース。テレビ東京も現在は他の在京キー局並にネットワークを広げているので関東以外でご覧になっている方もいるかも知れません。
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