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第71話 よくいわれるいいクルマとは?その正体を解き明かす
M-HOUSEのSの「ズバリ言うわよ いいクルマの正体」!!!
ナロー好きが集まると決まってかわされる言葉があります。
「最近いいクルマが無いねえ」
です。まるで時候の挨拶のようにこの言葉が使われます。では、このいいクルマというのはいったいどんなクルマか考えたことがおありですか?今日はズバリ言います。
それは『ズバリ、生き残ったクルマ』です。
このいいクルマの概念が余りに理解されていないので今日はその正体を解き明かしましょう。
それは
- 大事にされてきたか、全く手付かずできたかのどちらかである
- オーナー数が少ない
- 走行距離が少ない
- 素人整備ではない、以前で言えばミツワ、もしくはそれに比するレベルところで整備されてきた
- 社外部品がほとんど使われていない
- 錆びてない
- 佇まいが良い
です。
ここから外れているクルマはいいクルマとは言いません。さらにこれだけでは生き残ったというだけです。
つまり、最も大事なことは、ここから整備をしなくては全くダメだと言うことです。世の中には整備をして、それからクルマを売る人はいないからです。きちんと整備をすればいいクルマとしての輝きが増し、整備せずそのまま乗ればいいクルマは輝きを放たず程なくゴミになってしまいます。
それからいいクルマ、つまり生き残ったクルマと言うものはそれまでの誰か(複数の人)が大切にしてきた結果であり、それをお金を払って手に入れた、自分の物にしたからといって、ダメなクルマにしてしまうのは一番罪なことではないでしょうか。
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