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ナローポルシェや、M-HOUSEをとりまく色々な事柄を綴った不定期更新のエッセイです
第79話 今時のポルシェ純正パーツは困りもの-4(社外品編)
数話前で純正パーツのウインカーユニットが簡単に付かないと言うのをお話しました。
今日はオーバーライダーの所謂レプリカものについてちょっと触れてみます。オーバーライダーは製造廃止になって久しく、ゴムの部分ももう純正は購入出来ません。
仮にですが、どこかの時点でリアバンパーがRSのライトウエイトタイプ(ファイバー製)に交換されてしまったものをオリジナル戻そうとしたり、また錆びてしまったオーバーライダーを交換しようとする場合、純正が手に入らなくなったことに気が付いて、多くの方が所謂レプリカ(社外品)を購入します。確かに一見純正と見分けがつかないのと、見た目でちょっと仕上げが悪いかなあ程度の違いしか外見上はないので、多くの方が値段も安いしまあいいかと考えてレプリカを買われるようです。

結論から申し上げるとこれがどうしようもないのです。まあ、部品の出来によって、修正(オーバーライダ−とボディーの両方)したらつくものはいいとして、どう考えても無理、箸にも棒にもかからないというものがあります。簡単に言えば作りが悪いと言うことなのですが、作る時にもうちょっと考えたらこんなことにはならないと思うのですが、こういうものがコストを切り詰めるために外国に外注に出した粗悪品と言うのだと思います。

ナローのパーツには、ポルシェが最近も製造して供給を続けているもしくは再開したもので実に高価なもの、
例としてボディー外装などと、ポルシェが供給を止めてしまったが欲しい人がいるのでアフターマーケット、所謂レプリカ社外品が作られているもの、例として上記オーバーライダーの他に外装光りものパーツなどがあります。

今回オーバーライダーを取り上げたのは、レプリカでいいから買いたいと言うご希望が多く、買っては見たものの全然つかないと言うものをお売りすることは出来ませんし、アメリカ通販でそう言ったものを購入して困ってパーツをお蔵にされている方も多い(先日も問合せがありました)のではないかと思い取り上げてみました。


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