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ナローポルシェや、M-HOUSEをとりまく色々な事柄を綴った不定期更新のエッセイです
第86話 アメリカのガソリン
アメリカのガソリンで日本の道路を運転した事がありますか

アメリカのガソリンって、考えたことあります?。
アメリカでレンタカーや友人のクルマに乗った、運転したという経験のある方は多いと思いますが、日本のガソリンとの違いを考えた方はそう多くないと思います。ましてや、アメリカのガソリンを普段乗っている自分のクルマに入れて運転してみたという方は皆無といっていいのではないでしょうか。
実はM-HOUSEではよくアメリカのガソリンを普段使っている国産車に入れます。
輸入されたクルマには、量の多少はありますが必ずガソリンが入っています。普通なら新車中古車を問わずそのまま販売されてしまうのでしょうが、M-HOUSEではタンクの点検、トランクルーム内の錆の有無等の確認のため、必ずタンクを外します。その時中に入っているガソリンを抜く訳ですが、それを無闇に捨てる訳にはいかないので普段使っている国産車に入れるのです。
まず日本のガソリンと違うところは色がついていない事です。日本のガソリンは赤いのですが、多くの方が、原油を精製すると赤いガソリンが出来ると思っているようですが、実は灯油と混同しないため赤く着色されています。それがアメリカのガソリンにはありません。
次にM-HOUSEでは輸入されたクルマをすぐチェックすることは稀で、しばらくたってからのことが多いのですが、つまりそれはガソリンが古くなっているということです。
では乗った感じはどうかというと、今までの経験からは意外にいいという結論です。古くなっているのでかなり性能は悪くなっているはずですが、日本で現在売られているガソリンの良くないものより良いのではないかという印象です。
日本で売られているガソリンの良し悪し?と思われた方、実は銘柄によって大きな違いがあるという事はいずれまた。


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