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第88話 M88
ある週末の夕方at M-HOUSE-1
S代表
「この間、E34のM5の話があってさあ、近所だから見てきたんだ」
(Tさんなんて言うかなあ)
メカニックTさん
「どうでした?」
(34のM5かあ)
S代表
「それが結構良くて、もちろんこのまま手付かずで乗れるなんてゆるいことはないと思うけど」
(まあ、そう聞いてくるよな)
メカニックTさん
「代表が良いという、そういうはまず無いのですから、それは良いんじゃないですか」
(いいってまず言わないから、かなりいいんじゃないかな)
S代表
「ボクは5はE28にとどめを刺すと思っているので、34はどうかという思いはあるんだ」
(Tさんは34をどう評価するのだろう)
メカニックTさん
「ボクは5は34迄いけると思っているんですよ」
(ボクはいいと思うな)
S代表
「そう」
(Tさんの34の評価高いね)
メカニックTさん
「エンジンは3.6ですか?」
(34のなんだろう)
S代表
「いや最終一年前の3.8の5速」
(34のM5の中では一番好きかな)
メカニックTさん
「最後確か6速になるんですよね」
(最終前だな、6速は要らないな)
S代表
「そう、そしてキドニーグリルが幅広くなるんだ」
(あの幅広の豚っ鼻は嫌いなんだ)
メカニックTさん
「6速は要らないんじゃないですか」
(やっぱ6速は要らないな)
S代表
「ボクもそう思うよ」
(あの豚っ鼻だけは勘弁してもらいたい)
メカニックTさん
「M88が2台あっても良いんじゃないですか?」
(このコンビM5、M6はありでしょう)
S代表
「まあ、そうなんだけどBMが4台、5、5、M6、M5になってしまう訳でちょっとどうかと」
(4台はちょっときつくない?)
メカニックTさん
「大丈夫でしょう、置くとこは」
(ボクは問題ないと思うけどなあ)
S代表
「そうだね、じゃあいってみようか」
(押された形だけどいってみますか)
メカニックTさん
「そうですよ」
(そうこなくっちゃ)
S代表
「そうお、まあ、正直いってみようかとは思っていたんだけど、なかなかふんぎりがつかなくてね。まあ、体はドアから半分出ちゃっているんだけどね」
(おいおい止めてくれると思ったのに、押されたらドアから完全に出ちゃうよ)
メカニックTさん
「やっぱり」
(だから押してあげたんですよ)
S代表
「やっぱわかった」
(バレてたか)
2人して
「ハ、ハ、ハ、・・・・・」
(結果はこうなることになっていたんだね)
次週に続く・・・・・
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