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ナローポルシェや、M-HOUSEをとりまく色々な事柄を綴った不定期更新のエッセイです
第91話 アメリカのバッテリー
アメリカのバッテリーはタフか?

昔C/Gだったと思いますが、アメリカ車は実は丈夫である。エンジンなんかガソリンスタンドで上から水をじゃぶじゃぶ流して洗って、給油が済んだら何ごともなかったようにそのまま走り出していく。何十Km走っても人一人いないような山の中や砂漠の真中で止ってしまっては生命に関わるのでめったなことでは止らない。バッテリーも同様でスタンドで蒸留水ではなくて水道水を補充して平気で走っていく。だからアメ車は実は丈夫だというのを読んだことがあります。
どうしてこんなことを書き出したかというと、ヨーロッパ系(うちの場合ポルシェとBM)の純正バッテリーが実に弱いと最近感じているからです。あまり乗らないクルマでバッテリーを上げてしまった場合、そのバッテリーは再充電してもたぶんダメだなあと思っています。正直交換だと思っています。さらに1から2年くらいで6個あるうちのセルの1個がダメになる、いわゆるセル落ちも多いように感じています。
それに引き換えある種のアメリカのバッテリーは実に丈夫です。アメリカから来て6、7年経つうちの在庫車で、ー(マイナス)ターミナルを外しておけば半年くらいOKで、エンジンのかかるクルマがあります。今迄に補充電をしたことがありません。銘柄は公表しませんが、実にタフです。
そのバッテリーを見る度に、昔読んだC/Gを思い出します。


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